「見える化」とモチベーション

wadama552005-07-08

というテーマの勉強会に参加してきました。20人くらいの参加者で、年齢もまちまち。ですが、ほとんどIT系!
ファシリテーション協会*1の分科会だけあって、皆さん、会の進め方が非常に上手い。


アジャイル開発関連の勉強会と聞いていたので、てっきり技術的な内容かと思いきや、プロジェクトを進める上での工夫がテーマで、ファシリテーションを使った「見える化」の実例紹介からスタート。


今の自社プロダクツのテーマと重なり、思わずにんまり。


具体的事例のためあまり詳しくは書けないのですが、進捗管理の工夫や、困った人を助けやすくする工夫、タスクを終わらせると嬉しくなる工夫(^^)など、小道具を用いながら開発中のモチベーションを高める手法を数多く紹介されました。


その後「見える化されているのは何か?」という議題でミニワークショップに突入。その中で、ある参加者の方が「今回の事例は、進捗管理のための工夫と見せながら、実は雰囲気を共有しているすごい手法なのでは?」と発言をされ、それをきっかけに活発に意見が出されました。


雰囲気/空気感/その時の各自の心情/各自のスキル/時間見積り/スピード感/暗黙の合意(了承)/誰が困っているか/助け合いの様子/などなども「見える化」することによって、チーム内のモチベーションが高まり、結果プロジェクトの生産性が向上する。
マネージャが情報を吸い上げ各メンバーに指示を出すよりも、メンバーそれぞれが情報や状況を出し合うことで互いに納得感が得られ、仕事がはかどる。など。


いやー、面白かったです。プロダクツのアイデア、浮かんじゃいました(^^)やった。


#写真は、小さい字で見えないかもしれませんが「どういう時にHELP!と思ったか?」というテーマでお話をされた別のワークグループのマインドマップです。blogの内容とは違うのですが、「どんどんバグ無くならない」「マネージャわかってないプレッシャー」「ツールがグダグダ」プログラマの身につまされる心のウチが書き綴られていたので、思わず掲載しちゃいます。