国際学生会議に参加してきました!

wadama552005-08-10

昨日、国際学生会議に参加してきました!第51回目の開催、なんと戦時中に発足した長い歴史を持つ会議とのこと。宮沢元総理大臣も学生時代に関わっていたらしく、後援も、滋賀県と外務省、(財)国際教育振興会という顔ぶれ。すごいですね。。


世界中の学生が集まり、「国際平和への貢献」「人間の安全保障」等活発に意見交換するという主旨の会です。”持続可能な開発と地球温暖化”というテーマで、企業の視点から学生に話をしてほしいと依頼をいただき、滋賀県の北小松に行ってきました。


会場に着くと、学生さんたち(50人くらいかな?)が集まっていました。学生さん、英語しゃべるしゃべる。すごいです。しかもネイティブのような発音。外大生や帰国子女(なんと高校3年生の方もおられました!若い!ホワイトバンドを腕にしたとっても元気な女の子でした!)の方が多いようでした。


僕が参加したワークショップでは、デンマークからきたマイケルさんがデンマークの環境教育や、市民の環境への取り組み等、仔細に話をしてくださいました。ちなみに、ずっと英語です(^^;)興味深かったのは、ドイツとスウェーデンデンマークと3つの国でパイプを繋ぎ、互いに売電することで、電力供給の不安定さを解消しているというお話。


聞いているうちに、昨年、国土交通省のダム建設問題のテーブルファシリテーターの仕事をしたときのことを思い出しました。市と市の狭間にとある地区があるんですが、そこだけ水道が整備されていない、未給水地区なんですね。隣の市から水を引いてあげればいいのに、水価が異なることと、縦割り行政のため、数十年間水道が引けないらしく、小さなタンクで水をためて使っているんです。真夏にも2日間くらい断水するそうです。「なんとかしたいけれど、なんともできない、だからダムを建設してほしい」という住民の方の意見は、かなり印象的でした。利害関係者の全員が合意する、納得するということは難しいといわれていますが、それぞれの固定観念を取り払い、共通認識を広げることができれば解決策も探れるのに、と思いました。同時に、自分の力不足も感じた経験でした。コミュニケーションが取れない状態だった利害関係者たちが、意見交換会の最終回で、少しずつ話し合えるようになったのは良かったですけれど。


話は戻って、デンマークでは電気、天然ガス、木炭チップとエネルギーを選択できるんだそうです。しかも電力はほとんどが風力発電。住民や市民が選択できるんですね。たくさんお話をお聞きしました。マイケルさんとのワークショップですが、情報共有のため発表してくれた学生の方(海外留学中にビジネスをはじめ、日本に帰ってきた学生起業家で、非常に熱心です!)彼曰く「出島でオランダ人を尋問するお役人さながら」の様子だったようで(笑)


また、ダスキンの環境推進室の方や、環境省の方ともお会いし、色々情報交換していただきました。ありがとうございます。何かのご縁、また繋がるとうれしいな。


そういえば、ですが。


エクスアーツの環境対応も、ちゃんと説明責任としてサイトにUPしなくちゃですね。今、自社サイトのページ追加を進めているのですが、自社のことはつい後回しになってしまうので(涙)


あと、写真ですが、僕、顔光りすぎですね(泣)