何かのためにできること

wadama552006-08-27

大学1年生の時に初めて参加したユースエコロジーギャザリング。全国の高校・大学の環境系サークルのメンバーが集まり情報交換したり、エコ・リーグ主催のイベント。気がつけば、10歳下の子が参加していたりする。


エコ・リーグ http://gathering.eco-2000.net/8g/index.htm


醍醐味はやっぱりキャンプファイヤー。歌アリ踊りアリ宣言アリ(笑)のメインイベント。でも、今年はスタッフたちと一緒にちょっと遠くから座って見ていたので、少し感じ方が違った。


キャンプファイヤーを囲んで誰からとも無く肩を組む。数年前まで10代だった男の子が小さな子どもの手をひいている。組み木が音を立てて爆ぜると火の粉からその子を守るように父親が子どもを影で包んだ。子が親になり連綿と続いていく。一人一人の小さな思いがこうして連なっていく。


女の子が「地球のためにできること」とつぶやいた。18歳の頃の僕にはその言葉はストレートすぎて、正面から受け止めることができなかった。何もかもが「エコ」という安易な言葉でなんだか問題の本質から目を離しているような気がした。


舞い上がる火の粉が星空に消えていく。見上げながら過ぎていった10年を振り返った。


あれから10年。「自分と違う、何かのためにできること」、その意味がちょっとだけわかったように思う・・・・・・かな。


明日からまたがんばろう!